父ががんだと聞いて思ったこと

父が甲状腺がんと診断されてから、すぐに頭をよぎったのは、がんの治療法の事と、もうすぐ死んでいなくなってしまうのではといった不安です。がん=死といった勝手なイメージを作っていたので、診断された時点で、そう思ってしまいました。父がいなくなったら悲しい、残された母は大丈夫だろうか、一家の大黒柱である父がいなくなったらこの家は大丈夫だろうか、と様々な考えが浮かび、不安な気持ちに襲われました。これまで何かと父に頼ってきた私達家族ですので、いざいなくなったらとても寂しいですし、何かと困ることがでてくると思いました。結局、父のがん摘出手術は無事終わり、その後の経過も順調で、以前と変わらぬ生活を取り戻すことができました。

しかし、このことがきっかけで、いつか父や母が亡くなるのだということを色々と考えるようになりました。年齢的に言えば、順番で父母の方が先に逝ってしまいます。そうなった時の心構えを今からしておくことも大切なのかもしれないと思いました。それと同時に、父母が元気なうちに、親孝行を沢山しておこうという気持ちにもなりました。

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