切迫早産 ひたすら待った入院生活

30代の主婦です。
3歳と1歳の子供がいて、2人とも予定日より早く産まれました。
特に下の子のときは妊娠中にも育児をしていたのでおなかが張りやすく、妊娠30週を過ぎたころから安静にするように指示されるようになってしまいました。
しかし自宅にいるとどうしても家事や育児で動き回ってしまい、このままでは大幅に早く出産になってしまうと32週で入院することになりました。
当時2歳の息子と離れて過ごすのは初めてで不安がいっぱいでしたが、遠方に住む実家から母が手伝いに来てくれたので助かりました。
私の入院は生産期に入る36週までで、1ヶ月近くのあいだ母が私の替わりに家事・育児をこなしてくれました。
私は病院で寝ているだけで、動くとお腹が張ってしまうためベッドから降りることも必要なとき以外は禁止されました。
人生でこんなに暇な時間は初めてで、母としての仕事がこなせないことに対するイライラが辛かったです。
しかし同じ部屋には乳がんの放射線治療中の方や、同じ症状で入院している女性が5人いて、
だんだんとみんなが退院していくのも希望が持てました。
ときどき母が女性誌やお菓子を差し入れてくれたのですが、単調な入院生活の中では本当に嬉しいひとときでした。
息子がお見舞いに来ると別れが辛くて毎回帰ってから泣きました。
母は元気でないといけないと痛感した1ヶ月でした。